単純接触がビジネスにもたらすもの

今回のテーマは、「単純接触がビジネスにもたらすもの」です。

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鍼灸師として成功したい方、食えない鍼灸師を卒業したい方、鍼灸院の売上改善をしたい方必読です！

単純接触効果の基本

単純接触効果は、元々は心理学の用語で、人々がある対象（モノ、コト）に何度も触れることによって、その対象に対する評価が高まるという現象です。

現在ではその応用として、広告、広報、社会心理学など多くの分野で研究されています。

この効果の基本的な部分は、人々が何かに慣れ親しむことによって、その対象に対する不安や警戒心が減少し、対象に対する評価が良くなるというものです。

つまり、何かに頻繁に接することで、その対象が「馴染み」や「安心感」を提供することとなり、それによって好意的な感情が育まれるとされています。

広告業界では、商品やブランドの成功を支える要因としても注目されていて、商品や広告を繰り返し露出させることで、人々がそれに対する好感度を高め、購買意欲を増加させる効果があるとされています。

そして、もちろんこれは鍼灸ビジネスにおいても活用することができる非常に強力な効果です。

鍼灸でもできる単純接触効果

鍼灸の場合は、単純接触効果をどう活用できるのでしょうか。

色々あると思いますが、以下などが考えられると思います。

①SNS等による継続的な接触

継続的な接触は、単純接触効果が一番活かせる方法です。

ここ最近では、あらゆる業種や人がSNSをビジネスやプライベートで駆使しています。

それはやはり、意味があるからに違いありません。

SNSの投稿を通じて、ご自身や院のこと、また鍼灸の専門的ニュースなどを患者さんに継続的に見てもらうことで、患者さんはどんどん好意を感じてくれるようになります。

日々の更新が重要ですね。

②信頼の構築

単純接触効果は、信頼の構築にも貢献します。

鍼灸の場合は特に最初の施術で不安感を感じる方が多いと思われます。

しかし、それを乗り越えた患者さんが、何度もあなたに会ったり、サービスを受けることで、だんだんと安心感が生まれ、次第に信頼が生まれていきます。

その信頼から、口コミや紹介が生まれることもあるでしょう。

口コミなどでも、１回しか聞いたことがないとそれほど興味を持ってくれないものも、何度も聞いていると興味が湧いてくるものです。

これも単純接触効果の一つです。

何度も会っていると好意的になるとか、不安が無くなるということは、一般の生活の中でもよくある普通のことだと思います。

しかし、それに対して何にも感じていないのか、認識しているのかでもだいぶ差がつくはずです。

そういう効果があるということを、頭の片隅に置いて置いてくださいね。