自分の時給を意識する

今回のテーマは、「自分の時給を意識する」です。

こちらのブログでは、新しい美容鍼メソッドであり、鍼灸師・鍼灸院の経営安定化ビジネスモデルである幹細胞美容鍼®の内容や経営改善、さらに関連する情報などをご提供しています。

鍼灸師として成功したい方、食えない鍼灸師を卒業したい方、鍼灸院の売上改善をしたい方必読です！

ご自分の時給の計算をしてみましょう

まず最初に質問をさせてください。

あなたの時給換算の価値はおいくらでしょうか？

1,000円？3000円？それとも1万円？ これはご自身の人生やビジネスのフェーズにもよるので、単純に安いからダメというわけではありません。

ただ、意識しておくのと、しないのでは格段に差がつきますので、把握できていないというのは良くありません。

例えば、どこかの院で勤務している鍼灸師さんの場合、時給の計算はある程度しやすいと思います。

（＊時給の計算については、ご自身がどの立場にいらっしゃるかや、考え方によって算出方法が変わってきます。今回は概念をお話しさせていただくため、単純化しております。）

月給25万円で21日勤務、1日8時間の場合、

250,000円÷21日÷8時間=1,488円

となります。

1時間1,488円のお給料をもらっているということを意識してください。 そして、その金額に恥じないよう目の前の仕事をしっかり行なってください。

また、それ以上の価値をできる限り創出できるようにするようにしていきましょう。 まずはその意識をつけることが第一歩です。

時給で換算できると判断基準となる

次に、独立開業してまだ時間がそれほど経っていない状況を考えてみましょう。

まずは何よりも売り上げが第一ですので、寝る以外のほとんどの時間を仕事に費やして、1日16時間、月に25日働いたとします。

そしてハードに働いたため、月に100万円の売り上げを上げることができました。

計算してみましょう。

100万円÷25日÷16時間=2,500円

あなたは、時給2,500円の仕事を400時間していたということになります。

この金額を元に判断基準としていきましょう。

現在の時間的価値を2,500円とざっくり意識することで、次の選択がしやすくなります。

400時間の中には、2,500円よりも価値の高い時間もあったはずですし、低い時間もあったはずです。

この2,500円という時給をさらに上げていくためには、より効率よく単価の高い仕事をするか、仕事をする時間を減らす必要があります。

若い頃は、一人でさらに売り上げを上げる挑戦をしてもいいかもしれませんが、休みも増やしていかないと長続きしません。

また、人生には遊びの時間や家族との時間も必要です。 どこかで1日8時間以上は働かないように調整していきたいですね。

では、400時間の仕事の内訳を書き出して見てください。

その中の2,500円よりも売り上げに貢献できていない仕事をピックアップし、価値を創出していない仕事はやらないという判断をしましょう。

また、必要だけれども他の誰かに任せられることであれば、アルバイトの方を雇うなどして、自分の時間を空けてください。

データの整理やチラシのデザイン、SNSの運用など時給1,000円〜で誰かにお任せできる業務があるはずです。

1,000円払うの勿体無い！という考えではなく 自分の時給2,500円よりも安い金額でやってもらうことができたら、その差額分儲かった！と考えられるようになれば、 経営者として一つステップが上がれたといってもいいでしょう。