売上がガクンと減った時の心構え

今回のテーマは「売上がガクンと減った時の心構え」です。

こちらのブログでは、新しい美容鍼メソッドであり、鍼灸師・鍼灸院の経営安定化ビジネスモデルである幹細胞美容鍼®の内容や経営改善、さらに関連する情報などをご提供しています。

鍼灸師として成功したい方、食えない鍼灸師を卒業したい方、鍼灸院の売上改善をしたい方必読です！

時間ができた時にどうするかが分かれ道

鍼灸院経営を続けていると、自分の力ではどうすることもできない理由から売上がガクンと減ってしまう時期もあるのではないかと思います。

ここ数年猛威を振るったコロナのような例もありますし、お世話になっていたケアマネさんが辞めてしまった等、季節性や地域性、人的要素などが原因のものなどもあると思います。

自院の経営が長いこと調子いいかもと思っていた矢先に、患者さんが立て続けに治療を完了したり休止したりすることもあるでしょう。

治療のサイクルが一回りしてお客様に治療を卒業していただけるということであれば鍼灸冥利に尽きますが、そのタイミングでは売上が減ってしまいます。

そんな時に、どうしようと狼狽えていてはいけません。 一時的に売り上げは減ると思いますが、その分、自分の時間が空きます。

時間が空けば、新規のお客様を受け入れる余裕ができます。 また、営業方法を見直したり、技術を高めるなどの時間に充てることができます。

しかも、その時空いた時間というのは、独立前や独立直後の”何をやっていいかわからない”という状態での時間の余りではなく、 ある程度経験を積んだ上での時間の余裕なので、このタイミングこそ更なるレベルアップのチャンスです。

ある程度走り続けたら余裕を持たせることも大切

開業してから走り続けた後、ふと自分の時間が空いたタイミングでどう動いたかによって、その後どうなるかが決まるといっても過言ではないでしょう。

そこで何もしなかったら、本当にそのまま売上が減り続けていってしまうかもしれません。

せっかく空いた時間を有効利用して、

新たな営業先を開拓する

ホームページや名刺などのリニューアルを行う

新しいスタッフの雇用や教育に励む

など、より良い環境を整えることに使いましょう。

これを行っていくと、以前よりも売上が急激に伸びることがあります。

全ての事業に言えることですが、鍼灸業界においても、必ず波があります。

その波はコントロールできず、上がったり下がったりは必ずありますが、なるべく高い位置で上下させるようにするのか、 低い位置でさせるのかについては自分の力でコントロールできるものだと考えています。

開業したてから数年間は忙しいことはいいことかもしれませんが、 それが長い間続いてしまい、常に時間に追われてしまっていると、 新しい施策を行ったり、新しいことを学んだりすることができなくなってしまいます。

気づいた時には、知識も考え方も古くなり、業界のトレンドから取り残されていたということにもなりかねません。

法律や規約が変わった瞬間に対応できず潰れてしまうというケースも考えられます。

忙しい時期を経験した後のふとできた時間は、自分自身と経営を見つめ直すタイミングです。

その時が来たら、そのあとは走り続けるのではなく、少しは余裕を残してお客様の予約を入れるぐらいを心がけるぐらいがちょうどいいのかなと感じています。