1,2,3のゴール設定

今回のテーマは、「1,2,3のゴール設定」です。

こちらのブログでは、新しい美容鍼メソッドであり、鍼灸師・鍼灸院の経営安定化ビジネスモデルである幹細胞美容鍼®の内容や経営改善、さらに関連する情報などをご提供しています。

鍼灸師として成功したい方、食えない鍼灸師を卒業したい方、鍼灸院の売上改善をしたい方必読です！

1つのゴールだけだと外したら終わってしまう

仕事の効率を何倍にも高める考え方として、1つの行動に対して3つのゴール設定を行うというものがあります。

一般的には、1つの行動に対して1つのゴールを設定することが多いと思うのですが、ゴールが1つだけだと、外してしまった場合、そこで目的がなくなってしまいます。

ゴールを3つ設定しておけば、1つの行動でいくつもの対価を得ることが可能となるのです。

では、一つの例として、新人営業マンがやっとの思いで１件アポイントを取れ、相手先に営業に向かった場合を考えてみましょう。

この新人くんは、自社の商品であるウォーターサーバーを契約してもらうことがミッションだったと仮定します。

一生懸命自社商品の説明を30分行い、相手の回答を待ったところ、

「ごめんなさい、1ヶ月前に他社のウォーターサーバーを契約してしまって。」と言われてしまいました。

ゴールが契約を取るという1つしか設定していなかったら、おめおめ帰るしかなくなってしまい、アポイント獲得にかけた時間も、移動、商談の時間も無駄になってしまいます。

もしくは、契約を取るという１つのゴールしかないからといって、”ウチのウォーターサーバーこそが最高なんです！”としつこく営業を続けてしまったらどうでしょうか。

嫌われてしまい出禁になってしまうのがオチです。

ではここで、事前に断られてしまうことも含めてゴールを3つ設定していたらどうでしょうか。

①ミッションであるウォーターサーバーの契約を獲得する

②他社商品の長所短所を教えてもらい、次の営業に活かす

③個人的に気に入っていただき、ビジネス・人生の協力者を増やす

契約には至らなくても、別の話に持ち込める気がしませんか。

最悪、仕事に繋がらなくたって、自分自身のプラスになればいいですよね。

ビジネスには全くつながらなかったものの、相手先と仲良くなって合コンを開いてもらい、結婚まで漕ぎ着けたというケースも実際にありました！

自分の行動を成果に落とし込むという意識が凄い人は、そういうことだってありえます。

鍼灸での3つのゴール設定

では、鍼灸での場合を考えてみましょう。

もちろん3つのゴール設定はご自身で決めて良いので、自分自身や院の状況に合ったもので考えてみましょう。

例えば、新規のお客様の施術をする場合のゴール設定として以下はどうでしょうか。

①目の前のお客様の治療を本気で行う（あわよくば気に入ってもらってリピーターになってもらう）

②ご紹介をいただく

③地域の情報収集

今回は、①のゴールとして治療を本気で行ったものの、このお客様は鍼灸というものがどういうものなのか体験はしてみたかったけど、体の悩みは別に持っていなかったというケースのようでした。

悩みを持っていなかったため、当分リピーターとして通っていただくことにはならなそうです。

では、②の紹介をもらえないかという部分で考えてみます。

体にお悩みはなかったようですが、鍼灸はいかがでしたか？思っていたより怖くなかったでしょう。体が疲れている方にはさっきやったこの施術が凄く効くんですよ。デスクワークのやりすぎで頭痛がするというようなお知り合いの方いらっしゃったらお連れしてみてくださいね。驚くと思いますよ。

というトークができそうです。

また、紹介も難しそうということであれば、そこも無理強いせず③のゴール設定の方を考えてみましょう。

お客様の最近の趣味などから、どういう集まりがあるかなどを教えてもらい次はそこに誘っていただく

地域のイベントがあるということであれば、それに合わせてピンポイントでチラシを作ってみよう

地元の噂話を教えてもらって、次のお客様とのトークを弾ませる話題のストックにする

などなど、いくらでもやれることがあります。

ひとつひとつの行動で、無駄にしてしまうものをなくしていけば、どんどん自分自身の成長につながります。

一番の目標はもちろん売上を上げることで間違いないのですが、売り上げを上げる力をつける！ということも意識して行動していると、いつの間にか売上に困らなくなっているものなのです。