こんにちは、幹細胞美容鍼®事務局です。
今回は「酸化」をテーマにお話しします。
プロフェッショナルとして欠かせない知識を、お客様にわかりやすく伝えられるようになることで、より充実したサロンワークを実現してくださいね。
こちらのブログでは、新しい美容鍼メソッドであり、鍼灸師·鍼灸院の経営安定化ビジネスモデルである幹細胞美容鍼®の内容や経営改善、さらに関連する情報などをご提供しています。
鍼灸師として成功したい方、食えない鍼灸師を卒業したい方、鍼灸院の売上改善をしたい方必読です!
あらためて「酸化」を説明できますか?
もはや一般的な用語になった「酸化」。
あらためて説明しろと言われると、どこから説明しようかな?と迷われませんか?
今どき、誰でも知っているだろうと思われているかもしれませんが、思い違いをしている方が多いのも実情。
そこで、あらためて化学的視点から周辺のメカニズムとあわせた「酸化」のお話しをします。
「酸化」とは、物質から電子がが抜ける反応のこと。
電子は安定したがる傾向があり、奪い奪われやすい性質があります。
実際に見える「酸化」として代表的なものが鉄の酸化ですね。
鉄の酸化は、鉄の電子が酸素に移動することで現象として発生します。
また、リンゴを切った断面が変色するのも酸化現象です。
一般的に体内における酸化は、エネルギーを生み出す一環で取り入れた酸素の一部が活性酸素となり、細胞を害する現象と言われています。
活性酸素は様々な要因によって増えるとされていて、食品添加物などの食事による影響や喫煙、激しい運動、暴飲暴食などのライフスタイルや紫外線、様々なストレスによっても増えると言われています。
鉄の酸化ではサビという物質によって目に見えるため、体内における酸化や酸化物質についてもサビと称されることが多いですが実際にサビが出ているわけではありません。
あくまでも、イメージしやすい日本語表現としてサビが使用されています。
エネルギー産生の一環として取り込んだ酸素の一部が活性酸素となるため、体内には活性酸素に対抗する機能が備わっており、これを抗酸化と呼びます。
本来であれば抗酸化機能が働くことで活性酸素を抑えることができますが、機能の限界をこえる量であったり、機能が正しく働けない状態にあると活性酸素の影響を受けてしまいます。
また、加齢によっても抗酸化機能は落ちるため、様々な抗酸化物質や抗酸化対策が注目されています。
さらに、体内における抗酸化機能自体も注目されており、新たなアンチエイジング商品の開発が進んでいます。
老化に抗い、変わらない若々しさや美しさを保持するために、抗酸化対策をすることが必須です。
一般的な用語でありながら、正しい理解が浸透しているとは言えないですよね。
お客様との間に正しい共通認識を持つことは、齟齬のないコミュニケーションにつながります。
是非、今後の活動にお役立てください!