こんにちは、幹細胞美容鍼®事務局です。
先日の記事では、成長因子とEGFについてご紹介しました。
そこで、本日は混同しやすい語として挙げたサイトカインについてご紹介します。
治療家として、正しい語句理解を深めることで自信や説得力を高めることができます。
今回もあえて難しすぎる表現を避け、わかりやすい表現に努めるので、どうぞ最後までご覧になってご自身のためにお役立てください。
こちらのブログでは、新しい美容鍼メソッドであり、鍼灸師・鍼灸院の経営安定化ビジネスモデルである幹細胞美容鍼®の内容や経営改善、さらに関連する情報などをご提供しています。
鍼灸師として成功したい方、食えない鍼灸師を卒業したい方、鍼灸院の売上改善をしたい方必読です!
サイトカインって、知ってますか?
最近どこかで耳にした覚えがあるかもしれないのが、サイトカインです。
ニュースや情報番組、情報バラエティでもテーマに関連して登場しているかもしれないくらいに、現在の社会状況と関わりのあるワード。
現在は主に健康分野で取り上げられることが多いのですが、幹細胞美容鍼®も無関係ではありません。
というのも、サイトカインという言葉は再生医療と密接に関わっているから。
幹細胞美容鍼®は、再生医療の考え方に大きく影響を受けているため、ぜひしっかりと意味を知っていて欲しいのです。
よく見かける表現と正式な表現
実は、本当のところを言うと、サイトカインという用語はTV等で健康分野の情報を伝えるためだけでなく、雑誌の美容コーナーでも多く登場しています。
例えば、「生理活性物質(サイトカイン)」と書かれていたり。
先日の記事にもあるように、成長因子と並んで書かれていることもしばしば。
医療に関係する用語のため、詳述しようとするとどこまでも難しくなってしまうので、サイトカインとはどういうものかをご紹介した上で、どのように覚えておけば十分かをお伝えしますね。
サイトカインとは・・・
・細胞から分泌される低分子のタンパク質です。
・生理活性物質の総称です。
・様々なサイトカイン(今のところ数百種類)があります。
・鍵と鍵穴の関係で働きます。
・免疫と関係があるとされています。
・他のサイトカインの発現を調節したり、連鎖的な反応を起こすことが多くあります。
・サイトカインが過剰に出てくることを、サイトカインストームと呼びます。
・サイトカインとホルモンとの違いは現在研究途上です。
・詳細な働きはまだ解明途中です。
つまり、たくさんの種類があり、様々な細胞の行動に影響を与えるもので、免疫、病気、健康、ということは美容にも大きく影響を持つものがサイトカインです。
一つではないし、働きも一つではないというところがポイントですね!
サイトカインが美容と関連するわけ
実はここで先日のEGFが再登場します。
サイトカインの中の増殖遺伝子の中のEGFが、例えば「古い細胞を新しくしよう」と号令を出します。
そのため、肌のターンオーバーを促進したり、細胞の生まれ変わりを促すことで、美容につながるというわけなんです。
成長因子も、サイトカインも、EGFも互いに重なり合いながら細胞に影響を与えている重要なキーワードです。
ですが、お客様に対して難しく説明することは現実的ではありません。
大事なのは、どのような働きをしているかをイメージしてもらえることです。
あまり難しく捉えず、それぞれの役割や関係性を知ることで、次第に理解を深めていけるといいですね!